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花街の流儀 粋な 遊び方⑨(基本の流れ)

花街の流儀 粋な 遊び方⑨(基本の流れ)

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いよいよ。本番ですね~

まずは、お茶屋さんもしくは、お料理屋さんに伺っていただきます。
ここで、せっかちな方はご注意!!!

料理屋さんもお茶屋さんもおもてなしのご用意と段取りがございます。出来ればご予約の時間ちょうどか、5分ほど後に行ってあげてください。余り遅れるとそれはそれで失礼ですが・・・

そして、「お座敷スタート」

まずは、ご紹介。この時に皆さんご存知の「千社札」や「花名刺」をお渡しして芸舞妓が自己紹介いたします。その後、
最初の40~50分はお食事を楽しみながら芸舞妓さんたちとの会話やコミュニケーションを楽しむ時間です。芸舞妓さんにお酌をしてもらったりして花街ならではの酒宴を堪能しましょう。
このような、コロナのさなかですので、最近はしませんが、本来は、お酌させていただき、ご返杯といって、芸舞妓は自分の盃やコップは持たずお客様の盃をお借りしてお神酒を頂くものでした。

それと、よく、お客様からお料理をお勧めされることもございますが、我々、芸舞妓はお座敷においては、お食事を頂いたり、お座布団の上に座らせていただくのは不作法と習ってきておりますのであくまでもお神酒のみを頂くようにしておりますので、その辺はご了承くださいませ。

そして、だいたい、お料理のメインが終わり、水菓子が出るころ、
伝統芸能鑑賞をしていただきます。
主に「日本舞踊」や三味線等。幇間さんがいれば幇間芸なども鑑賞していただけます。

そしていよいよ、

お客様参加型の「お座敷遊び」です。
舞妓さんたちと「金毘羅船々」や「とらとら」「野球拳」etc

など、三味線の調べに合わせてお座敷遊び(ゲーム)に挑戦!お座敷遊びは勝負をして負けた方がお酒を飲むのが(罰杯)というルールです。非日常の雰囲気の中、童心にかえり、楽しくお酒に酔って優雅に遊びましょう。

そして、おしまいに、
最後、もう一つ締めの芸をご披露させていただくか?
お時間の許す限りお話やお酌をさせていただき楽しいお時間もお開きにさせていただきます。
記念撮影などもこの時ご一緒にさせていただく事が多いですね~

うちも、お座敷は大好きで。お座敷は若い子達にも言ってますが、自分も楽しめるお座敷の空気を作りなさいと。そうじゃないとお客様も楽しくないと思いますので。


そのような流れで楽しいお座敷を皆さんも是非遊ばれてはいかがでしょうか?
菊乃はいつでもお誘いお待ち申し上げております~おおきに~。

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