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1871(明治4)年のこの日、「郵便規則」が制定された。同年3月1日から、東京・京都・大阪間で郵便業務が開始されたそうです。
それまでは飛脚便に頼っていたそうですが、前島密の建議により郵便制度が定められ、まず東京・京都・大阪間で営業が開始されたということらしいです。
今でこそ、クロネコさんや佐川さんなど様々な郵送方法がありますが、お手紙一つ、言葉や気持ちを伝えるのも一苦労だったんですね～。
現物を届けないでいいのであれば、今はメールやチャットという手段もございますし、無料でやり取りができるのもすごいな～とふと物思いにふける菊乃です。(笑)
うちの店では、出来るだけ感謝やお知らせをお客様にお伝えするとき、お電話やLINEなどもいいのですが、やはり筆と紙を使うように心がけております。これは数年前に、とある新地の有名店に知人がお邪魔した際、その夜名刺交換をお店のママとしたそうです。すると、翌朝ポストを見てビックリ！そのママからのご来店感謝のお手紙が届いていたそうです。
スタッフさんがポストインしたのかな？
その知人はいたく感動していました。それに、様々な事がデジタルで便利になっていって効率化されていますが、自分が受け取った時の事を考えると、うちの尊敬する染色家の玉村詠先生が何かある度に、お手紙をくださり、「貴女は頑張ってるね～」などと素敵な言葉をお手紙でくださります。それがとても心温かく。励みになりました。
ですから、出来るだけ、時間はかかりますが、筆をとるように心がけております。かわいい切手を探すのも楽しみの一つですし・・・
そういったお手紙を送ることができるようになったのも、明治4年の今日、様々な先人の努力で私たちは恩恵をいただけてるんだなと感謝から今日の一日が始まりました。おおきに～菊乃でした。
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