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花街の流儀㉝ お正月の芸舞妓さん

花街の流儀㉝ お正月の芸舞妓さん

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ここのところグルテンフリーのお話ばかりだったんで、もう1月も終わりますし、書き忘れていたお正月のお話を!
 芸妓さん・舞妓さんの住んでいる花街では、その街よって若干の違いや独特の風習に沿う事もあるようですが、一般的に、1月7日に「始業式」と呼ばれる集まりがあり、そこに正装(黒紋付き・白地の帯・ブラなしの正月簪や稲穂の簪)で花街の芸舞妓さんが一同に会します。

舞妓さんのもち花の簪には「名札」がついていてそこにごひいきの歌舞伎役者さんからお名前をいただく習わしがあるんです

この名前を書いた札を「まねき」と呼びます。

京都など、在籍する芸舞妓の多い街では、優秀な芸舞妓さんの表彰があったり、みんなで芸舞妓さんの誓いを唱和したり・・・改めて一流の芸舞妓として精進していくことを誓う厳かな時間とされていらっしゃるそうです。
 ま、うちの街では、たいてい、舞子ちゃんたちに、お正月休みをあげてたんで、だいたい松の内あけてからみんなが帰ってきて仕事始めというような感じでした。今年は、うちひとりでしたが・・・

普段は黒紋付のお着物もよほどのことがない限り着ないので、お正月の芸舞妓さんはなかなかレアな気がします。
他にも、以前にブログで書かせていただいた稲穂のかんざし、干支かんざし、襟足は3本足、など少し普段と違う芸舞妓さんを楽しんでくださいませ。

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