菊乃流 - Kikuno Style -

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おぶどき

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おぶどき

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おぶどき 卯月の弐「桜舞い飛び」

看板 書.柴崎嵐翠(撮影/吉田和彦)皆さん、こんばんは。お陰さんで第2回"菊乃會〜花の宴 氷室神社の桜下に舞う〜"は無事終わりました。野外はとかくお天気が心配でしたが・・・。前日の春の嵐も去り、途中小雨がちりましたが大事にならず!おおきに。今回の會は初めから失敗かも。止めようと何度も思いました。恩師である芳之丞師匠のご病気、捻挫、治りかけになったのにまた同じ場所を痛め、正座ができない。會3日前から風邪で微熱は続くわ(プロとして失格です)、仕事は忙しく會の準備はあり、店の打ち合わせもあって・・・。稽古の時間はなかなかとれず、前日夜中まで稽古をしました。自信とは何度も稽古を積み重ねでてくるもの。"あれだけ稽古したんだから"…と。さすがの私も気が狂いそうでした・・・(>_<。)。そんな時に心静めおぶどき・・・おぶどき・・・。

写真:看板 書.柴崎嵐翠(撮影/吉田和彦)

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悲しみ

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奉納・鶴亀(撮影/吉田和彦)当日、熱は下がり顔をこしらえ着物を着ているとき一本の電話が鳴って。忙しい時に。と思いつつ私と同じ花柳芳之丞門弟の方からでした。"今忙しいんにゃけどお""あぁごめん後でかけ直すわ。いや、あんなおしょさん亡くなったん知ってるわな""え、いつ""昨日の昼11時""葬式は?通夜は?場所は?私今からリサイタルやで""えっほんまかいな"電話でやりとりしている間、流儀の方達から"大変だろうけど供養と思って舞って"又、"今、貴方がやらなきゃいけないことをまずして"とメールが数件入りました。帯を結びながら手は震え、泣いたら顔が崩れるからあかんと思いつつ衣装を着終わり、鏡を見たら直せそうもない酷い顔。これではあかんと、衣装が汚れないよう化粧をとり顔を洗い、一からやり直し氷室神社に向かいました。

写真:奉納・鶴亀(撮影/吉田和彦)

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縁(えにし)の糸 

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荻江 鐘の岬(撮影/吉田和彦)リハーサルで唄の方をみてびっくり。かねてより私が好きな地方さんで芳之丞師匠が10年前"鐘の岬"を舞った時に唄っていた方。何度もDVDを拝見しました。この方の声がうちは大好きでお師匠さんの會でもいつもお世話になりました。気持ちよく踊り舞えるんです。衣装は芳之丞師匠のもので、お師匠さんが数回着てはじめて私が腕を通さて頂きました。着付けの時はなんども涙が出そうでした。本番ではお師匠様に守られて舞わせて頂いていると感じられずにはいられませんでした。

写真:荻江 鐘の岬(撮影/吉田和彦)

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偉大な 

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花桜(撮影/吉田和彦)

花柳芳之丞御師匠さまから、うちは色々教わりました。芸はもちろんのこと、去年独立させて頂いた時、兵庫医大に入院されていて車椅子で廊下に出られ外の景色を見ながら話すと"あんな、菊乃ちゃんな敵はつくったらあかんさかいな気をつけてや"と。芸ではお師匠さんは常々"頭で覚えたらあかん。体で覚えて"の言葉通り私の悪い癖を、こう言う事を言っていたのかと理解できてきた矢先。残念でしかたがありません。もっと教えてもらいたかった。本当に偉大な師匠でした。20年間ありがとうございました。これからも教えて頂いた事を守って死ぬまで芸に精進致します。

写真:花桜(撮影/吉田和彦)

是生滅法…菊乃

皆様へ…菊乃、編集・撮影/丸岡栄美、デザイン/アウラデザイン事務所・白川芳樹より御礼を一言。本日“菊乃流”は丸二年を迎えることができました。これもひとえに皆様がご贔屓くださればこそ。おおきに、ありがとうございます。今後とも皆さんに喜んで頂けるサイトづくりに励みますので、どうぞよろしゅうおたの申しますm(__)m」


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