菊乃流 - Kikuno Style -

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おぶどき

おぶどき 霜月の弐「冷え冷え」

左 瑞鳳澄依さん 右 菊乃事 花柳鷹(撮影/丸岡栄美)急に寒くなりちぢこまってます。我が家の金木犀も満開になりお開きとなりました。いいかほりでしたよ。皆さんに喜んでいただけるのであちらこちらにお福分け。今日も温かいものでおぶどき、おぶどき。

写真:左 瑞鳳澄依さん 右 菊乃事 花柳鷹(撮影/丸岡栄美)

一扇會

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清元   花がたみお陰さまで、10月21日(日)大阪・国立文楽劇場にてうちのお師匠さんである花柳與師匠『一扇會』が開催され、同日『花柳與~りさいたる~』が無事にお開きになりました。当日は当サイト菊乃流の編集・撮影担当である千人力のまるちゃん事 丸岡栄美さんと一緒に国立文楽劇場へ。(今思い出したのですが…楽屋入りする前に三輪さんの御砂で清めるのを忘れてました(>_<)今更ですが…。)まずは劇場の裏口から入り楽屋入口にお祀りしてある神様に舞台の無事を祈り楽屋入り。帯を外そうとした時に出演者が舞台でお杯をいただき與師匠と成功の盃を交わしました。隣で同じく演者の方がもっとお神酒ほしいな(笑)と言いながら皆で飲み干しました。與御師匠さんが「今日は、お稽古を思い出して上手に踊ろうとおもわんようにな」…と皆に。うちは出番が14時やしスッピンで眼鏡で楽屋入りしました。顔(化粧)は自分でしますので準備にとりかかります。鬘の形がわからないので花柳日之出さんにアドバイスしていただき、とりあえずうなじを長めに2本足に。先の出演者さんの顔を観ながら白粉とトノコ(ピンク色の粉)を塗り粉を叩きました。途中で…あっピンクのシャドー忘れた…( ̄▽ ̄;)と思い仕方なくトノコを手の甲に載せブラシで塗りだんだん気持ちも高まります。眉毛は短めに書きました。

写真:清元 花がたみ

舞台前

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鬘つけ(撮影/丸岡栄美)口紅と手は最後に。顔が仕上がり友人のお手製お弁当を美味しくいただいていたら他の演者の方々が「鷹さんそんな顔してえらいようけ食べんねんな。お肉に鶏かいな(笑)」と言われました。今回の楽屋はいつも以上に楽しく始終笑いっぱなしでした。「もう3人で巡業したらどうですか~?(笑)」と言いながら龍幾次さん、與遊さん七五雅さんのお三方は松竹梅を踊らはるために舞台へ。次には芳年さんと佳津茂さんのボケとツッコミで笑い転げてる間に衣装を着ける時間になりました。音を聴いてる間がありませんでした(笑)

写真:鬘つけ(撮影/丸岡栄美)

菊乃ぎりぎりまでいつものようにまるちゃんに側にいていただき舞台袖でスタンバイ。足袋カバーを脱ぎ勲麿さんに「それヤフオクで売らんといてやぁ」「売れるんか~?(笑)」等となごやかに(笑)舞台へ。御師匠さんに立ち位置を確認し、下合わせで始めて持った扇獅子を本番前に智人さんに「この位置かな?」「ここにのっけてたらええのんかな…(>_<)」と伺いました。清元連中、お囃子のうちのお師匠さん望月太明藏社中、第二回菊乃會の花桜を作曲・演奏していただき、郡山城ホールでの藤舎名生さんの「名生の奈良~世阿弥への熱き想いを所縁の奈良で」でもお世話になった琴の第一人者の澤千左子さんにご挨拶。それから大道具さん、狂言さんにもご挨拶。お琴が入るというのは聞いていたのですが下合わせで初めて拝聴したところ澤さんだと知り安心しました。さてさて踊りの方はと言うと…ちょっとゆるやかで間違えつつもお陰さまで無事に舞納める事ができました。御師匠さんにはまた2つなぁと笑われながら、友人である瑞鳳流2代目家元の瑞鳳澄依さんの忍夜恋曲者~将門~を御師匠さんと舞台袖から拝見。瀧夜叉姫に澄依さん光國には花柳源九郎さん。迫力ある舞台を拝見させていただきました。澄依さんとは公私ともに仲良くしていただきお食事をご一緒したり楽しく過ごさせていただいてます。後見には岐阜の幇間(ほうかん)の喜久次さん。下合わせから自然体で後見の間もお見事でした。

写真:菊乃

身に勝る宝なし…菊乃

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