2023年、営業開始

　さぁ、2023年も始まりました。本年度は、また新しい試みにチャレンジしていきたいと思います。皆様、お楽しみに。本日より、うちの店、つるやも営業開始。まだゆっくりしてるでしょうね～。ということでブログを書かせていただきました。
昨年末に、舞妓さんを志すお嬢様たちにとの思いで、AMAZONで芸妓菊乃　花街の歩き方別冊：完全芸舞妓マニュアル: 知りたかった芸舞妓になる方法　指南書 (はなあかり出版) Kindle版というのを書かせていただきましたが、この本の中で、本来お伝えしたかったのは、

昨年下半期にTwitterなどで告発や暴露という事件がありましたが、うちの見解としましては、そういった置屋さんがあるかもしれません。　　

　しかし、メディア関係の大人が数字を取れるからという理由でもてはやし、使い捨てる。京都の町にも素晴らしい置屋さんやお茶屋さんがたくさんございます。そこで頑張る若い子達にとってはいい迷惑ではなかったでしょうか？その町から逃げた子が、「ほかの子やこれからの子の為」と言ったところで、うちは、綺麗事や売名と取られてもしょうがないのでは？せっかく匿名でもなんでも、今は方法があるんだからその町にいて自分がその町を変えたいという思いがあるのであれば、やめて何年もたってからではなく、今現役の子達が声をあげればいいのでは？などとも思います。

　しかし、それ以前に、まずどのような業界でも、何を目的として、そこに覚悟をもって入ってきてほしいという気持ちは本音でございます。通常の就職ではなく修行。屋形、置屋はコストを肩代わりして投資する、という事は、御恩と奉公。感謝なく不満しかでないようであれば最初から別の道を選んだ方がいいともいます。
　この本の中で、そんなに甘い世界じゃないよ。バイトじゃないよ！何もできない子が１からお客様にお金を頂けるようになるまでは修行だよ。今風に考えれば月謝を払い、生活も自分でしながら着物や全て自分の力でそろえて、その上で正当な給与や保証を権利として言えば？ということです。
　逆に、その覚悟があればどんな業界でもやっていけるでしょうし、自分で起業したり成功することができるでしょう。

　それを理解しこの業界を選ばなければ無駄な時間を過ごすことになります。それなら他にもあなたに向いた仕事が他にもありますよ。ってことです。

ですが、レビューの中に「若い子の悪口ばかりで・・・」
　文章を読めなくなってきてるんだな？と悲しくなりました。読んでくださってるのありがたいのですが、悪口ではなく、過去の体験からの事実を参考例に挙げてはおりますが、人それぞれ、若い子にも若くない子にもいろんな人がいるでしょうし、ただ、舞妓さんという仕事の綺麗なとこや華やかなとこを見てこの仕事に就きたいというのであれば、たぶん続きません。なぜなら、この仕事は、エンターテイナーであり、忘れてはならないのが接客業であるという事。
　舞妓の格好だけしたいのであればコスプレでいいのでは？つらい修業する必要ないですよ。そのつらい修業を終えてからしか、見えない景色や成功があるのも事実です。
　せめて石の上に3年続ける覚悟で入ってきてください。
などと思う今日この頃でした。おおきに～。